小さなお子さんにとって、アルファベットの学習は大変です。ましてや、まだ日本語もおぼつかない時期だと、覚えるのはほんと大変です。
「まずは興味を持ってもらいたい!」
そのためには、「楽しい」ことがとっても大切です。
絵本を通じて、アルファベットを導入しましょう。
少し大きめ(4歳~)のお子さんにおすすめ!アルファベット絵本
AからZまでのアルファベットのページがあり、それぞれのアルファベットからはじまる動物の眠る姿がイラストに描かれています。
antelope, bison, cat/ chimpanzee・・・と始まり、zebraで終わります。
イラストがとっても美しいです。
そして、文章がとっても凝っています。
AーZのアルファベットが、動物の名前の頭文字だけでなく、そのアルファベットページの文章中の様々なところに登場します。
私が好きなのは、L のページです。声に出して読んでほしいです。

とってもリズミカルです!
As the light lap the leaves, lion lies down lounging low with lioness and the little ones.
Lの文章は長いですが、
YはYak yawns, と短いです。
いろんな動物が登場して、そして眠る姿が愛らしいです。全ページとっても素敵です。
すでにアルファベットが大体理解できているお子さんにおすすめです。
少し珍しいタイプのお話で、ABC・・・と順番にお話が進むのではなく、Zからはじまるお話です。
”Z”はアルファベットみんなで並ぶとき、いつも順番が最後なことにうんざりしていました。
Zも同じようにはじめにスタートしたいのです。ほかのアルファベットたちも納得して、終わりのZからスタートすることにしました。
でも真ん中あたりのP、Hたちが「反対から読んでも、真ん中でずっと待ってないといけないなんて!」と文句を言い始めます。
みんなそれぞれに不満があるようで、しっちゃかめっちゃかになってしまいます。。
すべてのアルファベットのイラストが生き生きしていて、楽しい絵本です!
アルファベットたちは、ちゃんと
”Z is for zebra”とアルファベットとイラストセットで登場します。
反対からスタートする作戦も、途中までうまくいっていたんですがけんかが始まります。順番がぐっちゃぐちゃになっていくんですが、それもコミカルです!
ABC。。。と一般的な順番ではなく、ランダムな順番になっているので、アルファベットがまだしっかりしていないと混乱するかもしれません。でも、すでに覚えているお子さんでしたら、そのバタバタぶりが面白いと思います!
A is for apple,
B is for ball
C is for cat
と始まり、普通のアルファベットの本かと思いきや、
D is for Moose
とアレ?!変なフレーズが出てきます。そして、
「Moose?!ちがうでしょ!!」というツッコミがあり、Mooseはほかのページに移動するのですが、もちろん追い出されます。
さて、ようやく待望の「M」のページに来たところ。。。
Mooseはヘラジカのこと。
Mooseがアルファベットの絵本のページにあちこち割って入る楽しい絵本です。
ほかのアルファベットのページで「今度は私の番?」と顔を出すのですが、「違う!」「まだだよ」と言われるMooseがコミカルでたのしいです。
アルファベットを通じてサイエンスも学んじゃおう!という欲張りな絵本です。
A~Zで始まる科学で関連する言葉がたくさん紹介されています。
ストーリーがある絵本ではなく、科学に関する単語が紹介されているタイプの絵本です。なので、対象年齢が幼児~3歳ではありますが、もっと上の年齢向けだと思います。
見開きのページで大きく”A is for Astronaut.”と書かれてあり宇宙飛行士の写真があります。下の方にはAstronautの説明がされています。
“An astronaut is a person trained to go into space.
Astronaut can have jobs such as operating a spacecraft, doing experiments ….”
結構詳しいですよね。
もちろんその次はBについての説明です。
“B is for Beaker”あり、ビーカーの写真があります。そして説明があります。
“A Beaker is a glass container. Scientists use beakers to measure, mix, and….”
科学に興味があるお子さんにおすすめです!
ほかにないタイプの絵本です。
角度によってアルファベットが違う何かに見えてくる、そんなことを絵本にしています。
Aの場合、
・横から見ると、”a bird’s peak”(鳥のくちばし)
・さかさにすると”a drippy ice-cream cone”(アイスクリームコーン)
・さらに横にすると “a point of wishing star” (お星さまのとがったところ)
に見えたりします。
Bの場合、
・横にすると、”a pair of goggles”(ゴーグル)
・逆さにすると “half a butterfly”(ちょうちょの半分)
・さらに横にすると”two windows in a castle tower”お城の二つの窓
・・・と続きます。
アルファベットの形を認識するのによさそうな絵本です!
小さいお子さんも楽しめるABC絵本
トレースアンドフリップブック、です。指でなぞって、めくることもできる絵本です。
アルファベットが1ページずつ紹介されます。大きなアルファベットのイラストには溝が付いていて、指でなぞるようになっています。
指でなぞって、書く練習につながりますし、形を認識できますね!
書き順も書いてあって、とっても親切です。
また、アルファベットの下にはフラップしかけがあります。
Aの場合ですと、
フラップには”apple”のイラストが描いてあり、それをめくると”ant”が登場します!
イラストもかわいく、とってもおすすめの絵本です!!
とってもたのしいしかけ絵本です!
飛び出したり、引っ張ったり、回したり、めくったり・・・
たくさんのギミックがあるので、子供たちは大好きだと思います!
A~Zの単語の特徴をもつ、いろんな面白いbug(虫)と一緒にアルファベットを学びます。
A is for the Agile A to Z Alphabet Bug.
B is for those B

わたしはこんなバグがお気に入り!
J is for a Jar of Jumping Jellybean bugs.
とピン一杯に詰まったjellybean bugs(ジェリービーンズのような形をしています)のイラストが描かれています。
R is for the Rumbling Red Rocket bug.
と赤いロケットの形をしたbugが描かれていて、しかけのタブをひっぱり動かすことができます!
とっても楽しい絵本です!
いろんな動物が登場して、アルファベットを学びます!
最初のページには、ant(アリ)が登場します。そして
“Who is fancier than an ant?” という質問が。次のページをめくると
“A butterfly!”
“Who has more legs than a butterfly?”
“A caterpillar.”
と続きます。
それぞれのページに”Who is~”などの「~はだれでしょう?!」の質問があり、A→B→C→と、アルファベット順に何かが登場します。
最後のZはあの動物です。。。!
短いながらも、”Who is ~ than~”といった比較級が出てきて、ちょっとレベル高し、ですよね。
ページ数は多いですが、文章部分は少しなので、小さいお子さんでも大丈夫。
ページに切り抜きがあったり、折りたたまれているページを上に開いたり、とちょっとしたしかけ絵本になっています。
イラストもとってもすてきですよ!
絵の部分が凸凹していて、さわって楽しむ絵本です。
アルファベット以外にも、numbers, colors, farmなどなど、いろんなシリーズがありますよ!
イラストが手作り工作で作られている感じで、手形や足形を使ったイラストが多く登場したり、紙皿を使ったイラストだったりと、工作のヒントになりそうです。
特に赤ちゃんのいるご家庭だと、手形スタンプなど真似してみたい!とワクワクしそうです。
こちらは、AからZまでのたべものが紹介される絵本です。
大文字と小文字のアルファベットが併記されています。
「A」のページには、apple だけではありません! apricot, artichoke, avocado, asparagus, などほかのAがつく食べ物を紹介してくれます。
聞いたことがない野菜やくだものもたくさん登場します。
どれもカラフルで見ていて楽しいです。
Jがjalapeno(ハラペーニョ)、Xがxigua(中国語でスイカ、西瓜(シーグア)とよみます)あたりは強引かも。。
絵本を取り入れてABCを覚えよう
アルファベットは英語を学習するうえで必ず習得することになります。小さいお子さんがアルファベットの形を覚えるのは大変です。
アルファベットを覚えフォニックスとセットになり、ようやく本を読むことにつながります。
少しでも楽しく覚えられるといいですね!
ではまた。
絵本とあわせてアルファベットチャートを取り入れると効果的です。

↓プリンタブル(ワークシート)も役立ちますよ~

