体が大きく、ガオーっっとうなる恐竜は、子供たちにとって憧れです。
小さな恐竜博士に、ぜひ読んでほしい、恐竜の絵本を紹介します!
恐竜、ですがかわいいイラストばかりです。
恐竜の絵本を読もう
If You Happen to Have a Dinosaur
Linda Bailey (著), Colin Jack (イラスト)
(主な登録情報:30ページ 、対象読者年齢 幼児 ~ 3 歳)
英語の絵本でよくあるタイプの、
「もし~だったら・・・」ではじまる絵本です。
もし、恐竜が家にいたらどうする?
缶オープナーとして使えそう?!
コーヒー豆を挽いてもらう?マッシュポテトをつぶしてもらう?
文章は短めです。
子供の創造力を駆り立ててくれる、とっても楽しい絵本です。
地響きがし、いろんな音や唸り声がきこえます。
Donk、Bomp、Thwack、・・
トリケラトプスに始まり、アパトサウルス、プテラノドン。。
さまざま恐竜が登場します。
本のタイトルのDinosaurumpusは
・Dinosaur(恐竜)
・Rumpus(大騒ぎ)
の造語と思われます。
恐竜たちの大騒ぎの様子が、リズムよく書かれている絵本です。
こちらもたくさんの恐竜が登場します。
プレシオサウルス、プロトケラトプス、マイアサウラ・・・
少しマイナーな恐竜も(私が知らないだけかも?)たくさん!
恐竜好きさんにおすすめしたいです。
イラストがかわいいです!恐竜たちが歯磨きをしたり体を洗っていたりします。
日常と、土曜のパーティーのワクワク感が楽しい絵本です。
対象年齢が幼児~12歳と幅があります。
というのも、シンプルながら、科学の要素が濃い絵本なんです。
イラストはとってもポップなのですが、文章はとってもサイエンス!
Dinosaurs had teeth to bite and jaws to chew.
(恐竜には歯と顎がありました)
という文章のほか、説明文があります。
The shapes of the jaws and teeth help scientists find out if a dinosaur was a meat or plant eater.
(顎や歯の形によって、科学者はその恐竜が肉食だったか草食だったかを見分けることができます)
タイトルの通り、「骨」についてくわしく紹介されています。
どの恐竜に、どのように骨が付いていたか、とか、それは何のためか、とかの説明があるんです!とても科学的で、小さなお子さんの知識レベルがぐっと上がりそう!
骨の、どの部分を見たらいいかなどに気づかせてくれます。
博物館に行くのが楽しみになりそうです。
科学への興味にも役立ちそう!恐竜の絵本は大人が読んでもおもしろい
恐竜は、どこか特別な存在ですよね。
私たちが生まれるはるか前に存在して、思いをはせるとロマンすら感じます。
骨を手掛かりに体長や食べていたものを想像したり。
なんとも科学的ですよね。
恐竜の絵本はかっこいい、たのしい、だけでなく科学の入り口にもなりえます。
ぜひお子さんの好奇心をくすぐってみてください。
ではまた。