英語を絵本で学習しよう!英語読み聞かせをおすすめする理由について説明します!
子供が英語を学習するのにおすすめな方法は?
子供に英語を学んでほしい、英語に触れさせたい、と思ったとことはありませんか。
私は、自身の子供が小さいときにはまだ英語教育についてあまりわかっておらず、とりあえず「ネイティブの先生がいいんじゃないか」「家で中途半端にするのはよくないのかな」なんて思っていました。
でも、自分自身が子供たちに英語を教える側になってから考えが少し変わりました。
ネイティブ云々にかかわらず、日常に英語を取り入れると、それだけで英語に対する距離が近くなります。
触れる機会を多くし、親しみを持てば、その分上達します。
そして、「楽しい」やり方であればさらにいいのではないかと思います。
もちろん、インターナショナルスクールに通ったり、毎日英会話教室に通えればいいのですが、現実なかなか難しかったりします。
じゃあ、家でやるには。。。?
家庭で子供たちに英語を教えるときに、手軽に英語を日常に取り入れる方法として私がおすすめするのは、英語の絵本(読み聞かせ)、工作、歌、です。
中でも、英語の絵本はとってもおすすめです。
この英語絵本、子供さん向けにとってもおすすめなのはもちろん、実は大人にもおすすめなんですよ!。一緒に学ぶいい機会にもなります。親が楽しめれば、読み聞かせの効果はさらにアップ!です。
英語絵本のおすすめ理由について考えてみます。
なぜ英語絵本がおすすめ?
1.楽しいコミュニケーションの一つである
2.身近な話題をテーマにていて、簡単で実際に使える英語で書かれている
3.文章が簡単でリズムがよい、ストーリーが分かりやすい
4.同じ構成の文章が繰り返され、定着しやすい
5.文章量が少なく、数分で読み終われる。手軽である
6.イラストと文章を結びつけやすく、頭に定着しやすい
6.種類がたくさんあり、入手しやすい
7.英語だけでなく情緒をはぐくむことができる
9.海外の文化を知ることができる
1.楽しいコミュニケーションの1つである
英語絵本の読み聞かせは、学習でもありますが何より、親子のコミュニケーションの1つになります。
ただ文章を読んでいくのではなく、「あ、ライオンさんだ!grrrっていってるね」などと会話していきながら進めていくものです。
絵本を通じて親子のスキンシップの場になるので、子供は読み聞かせが大好きで、何度も「これ読んで!」と言ってくるんですよね。
いろんな質問をしたり、感想を言い合ったり。「楽しんでできる」ということが大きなメリットです。
2.身近な話題をテーマにていて、簡単で実際に使える英語で書かれている
絵本は、そもそも幼児向けなので、使っている語彙は簡単なものが多いです。堅苦しくありません。
使われている単語は、簡単かつ身近にあるものばかり。すぐイメージできるので、読んでいて苦しくありません。身近にあって使うシーンが想像できます。
つまり実際に使える・使いやすい単語で書かれているので、習得しやすいんです。
3.文章が簡単でリズムがよい、ストーリーが分かりやすい
絵本は幼児向けなので、ストーリーや文章の構成がとってもシンプルです。1文は短く、関係代名詞とか難しそうな構成は出てきません。
また、長い文章であったり、内容がややこしいとすぐに子供は飽きちゃうので、短く、わかりやすいストーリーで、テンポがよい文章で書かれています。
絵本の文章は、短く、分量が少なくても何度も読んでもらえるよう、とても推敲されています。「何度読んでもあきない」というのは大切なポイントで、文章を読んでいて心地よく感じたり、楽しくなるように作られているんです。
そのひとつが「ライム」とよばれる韻です。英語の絵本で、韻をふんでいてリズミカルな文章だな、と思ったことはありませんか?
絵本の文章はライムを取り入れているものが多く、まるで歌のように耳にここちよく響きます。
「何度も」というのはなかなかできないですよね。絵本のすごいところです。
4.同じ構成の文章が繰り返され、定着しやすい
子供たちを絵本の世界に引き込む一つの方法として、同じ型の文章を繰り返す、ということがあります。多くの絵本はそれを取り入れています。
知っているパターンの文章は、子供たちにとって安心になる要素の一つです。
同じようなフレーズの繰り返しは、大人だと飽きちゃいそうなところですが、子供は大好きですよね!
そして、何度も繰り返すことで身についたり覚えたりしていきます。そしてそれを確認するかのように、何度も聞きたいんです。
子供は、大好きな絵本の文章まるっとおぼえることってありませんか?それを英語にも活用していきましょう!
5.文章量が少なく、数分で読み終われる、手軽である
絵本は文章の量が少なめですよね。
長いと飽きちゃいますから。コンパクトな数分の中にストーリーがあったり学びがあったりします。
短時間で終わる、というのは読む側の大人にも聞く側の子供にも負担がかかりません。
短時間に終わることで、子供が「これ読んで」といったときに快く「いいよ、じゃあ1冊読もうかな」と手に取ることができ、読み終えた後も「また読んであげよう!」という気になります。
そして、読み始めた後、その1冊を読み切る、という区切りは小さなお子さんにはとても大切です。1冊読み切ることで達成感を得られます!
6.イラストと文章を結びつけやすく、頭に定着しやすい
絵本は、その名の通り、「絵」があります。英語を学習するときに、イメージが浮かぶことってとっても大事なんですよね。音で聞いたものを思い浮かべる、ビジュアル化というんでしょうか。
そもそも絵本は幼児向けに作られているものなので、使っている語彙は簡単で文章シンプルものが多いです。多少意味が分からない部分は、これまたわかりやすい「絵」がカバーしてくれます。
絵本は、「イメージ」とことばを結びつけやすく、頭に定着しやすいんです。
絵本の読みきかせのとき、わからない言葉がでてきても、子供たちは「これは〇〇って意味かな~?!」と推測します。
そういった作業を通じて、自分の中に取り込んでいくことができます。
7.種類がたくさんあり、入手しやすい
今は英語の絵本が身近で、たくさんあります!
まちの本屋さんでも入手できますし、オンラインストアだったら、膨大な量の中から選べます。
注文したら、すぐ届くなんて、昔だと考えられませんでした。
図書館でもたくさん貸し出しがありますので、購入する前に、お試しで読んでみるのもいいですね。
8.英語だけでなく情緒をはぐくむことができる
絵本を読んでもらうことで感情や情緒の発達が促されるそうです。登場人物に感情移入したり、想像力を膨らませていくことでしょう!
大好きなパパやママに読んでもらう絵本は格別で、親子の触れ合いに役立ちます。
絵本の習慣はやがて読書の習慣につながります。
9.海外の文化を知ることができる
実際英語の絵本を読んでみると、「へぇー」と驚かされることがよくあります。
子供は一人でベッドで寝ますし、イースターのお祭りなど日本にない風習や知らない食べ物が出てくることもあります。
イラストと文章セットなので、知らないこともすんなりと理解できます。
勉強するのではなく、絵本を通じて外国の文化を知ることができるなんて、素敵ですよね!
実際読み聞かせをして驚いたこと
英語の講師になるまでは、子供たちは「英語がわからないんじゃあ英語の絵本には興味を持たないんじゃないか」と思っていました。
でも、違いました。
全編英語で読み進めても、子供たちは驚くほど楽しんでくれるんです。
英語がわからなくても、イラストがストーリーの理解を助けてくれます。
英語がわからなくても、子供なりに話を楽しんでくれるんです。
言語にかかわらず、良書は受け入れらるものなんですね。
そういえば、五味太郎さんの絵本もたくさん英語版がありました!
また特徴的なフレーズだったり、頻繁にでてくるフレーズなど、意味が分からなくても耳がいい子供たちは「音」で覚えることも。
そうやって取り込んで力になっていくんだ、と思いました。
また、英語の絵本ですが、案外知らない言葉がでてきます!!日常の言葉なのに知らない言葉ってたくさんあるんですよね。。
私もいつも辞書を引き、確認しています。
大人にも楽しめる要素がたくさんありますよ!
さいごに(英語絵本紹介ページへ)
絵本の読み聞かせ、まだ試したことがない方は、手軽ですのでぜひ一度トライしてみてください。
案外おもっているよりも簡単だったりします。
CD付きの絵本もありますし、Youtubeに読み聞かせ動画がアップされているものもあります。いろんなものを参考にしながら、まずは、「英語に親しむ機会」をつくることからチャレンジしてみてください。