子供が大好きなしかけ絵本。
もちろん、英語の絵本にもしかけ絵本はあります。
タブをひっぱると絵がかわったり、飛び出すもの、ふわふわした素材になって手触りがちがうものだったり。
いろいろです。
なかでも、”Flap”とよばれるめくると中をみえるようになっているしかけ絵本はとってもポピュラーです。
そんな人気の英語のしかけ絵本を紹介します!イラストがおしゃれで自宅用にも、プレゼントにもおすすめです!
英語のしかけ絵本を読んでみよう!(小さい子むけ)
有名な作者のしかけ絵本を中心に紹介します!
Eric Hill (著, イラスト)
犬のspotをみんなでさがしますよ~
ドアをあけたり、ベッドの下を探したり。たくさんフラップをめくって、Spotをさがしましょう!どこにいるのかな?
とってもかわいいお話です。
(主な登録情報: 22ページ 、対象読者年齢 1 – 3歳)
Rod Campbell (著)
(主な登録情報:18ページ、対象読者年齢1 ~ 5 歳)
主人公は、動物園に「ペットの動物をおくってください」と手紙を書きました。
すると、”VERY HEAVY!”と書かれた大きな箱が届きます。箱を開けると(実際はフラップをめくると)、そこには象がいます。「おおきすぎる!」と動物園に送り返します。
そして今度は”Fragile”と書かれた縦に長い箱が届きます。。。
too bigな動物に始まり、too Tall、too fierce、too grumpy、too scary, too naughty、too jumpyな動物たちが送られてきます。
そして、さいごにようやく送られてきたPerfectな動物とは・・?
フラップをめくると、いろんな動物に出会えます!
それぞれのフラップにどんな動物が隠れているのかな?
ワクワクするだけでなく、箱に書かれた文字と動物のイメージをマッチさせるのにとても役立つ絵本です。
Lucy Cousins (著, イラスト)
Maisy’s Wonderful Weather
(主な登録情報:14ページ、対象読者年齢2 ~ 6 歳)
Maisyのしかけ絵本です。
なんといっても、すごくかわいい!!です。みるだけで元気が出ますよ!
フラップをめくるだけでなく、引っ張ったりとすこし凝ったしかけ絵本です。
天気を題材にしている絵本で、
snow day,
rainy day,
windy day,
stormy day,
rainbow day
が登場します。それぞれの日のページの文章がとってもかわいいんですよ。
sunny day,
A hot and sunny
ice-cream-runny
big floppy hat
and go to the beach day!
韻をふんでいて、短くて、単語も簡単。
読み聞かせしやすいです。
Nina Laden (著)
(主な登録情報: 10ページ、対象読者年齢 10ページ)
Peek-a-booはいないいないばぁ、のことです。
それにかけた絵本タイトルですね。
見開きの左のページには”Peek a”の文字があり、右のページはフクロウの目のような形でくりぬかれていて、次のページの一部が見えるようになっています。
ページをめくると、次の言葉とともに、何の一部だったのかがわかる仕掛けです。
“Peek-a”の文字が書かれていて、白黒のぶちもようのページをめくると、
“Peek a Moo“
とMooとなく牛が現れます。
“Peek a”という文字が書かれていて、目玉がたくさんあるページをめくると
Boo!とおばけが現れます。
たくさんのPeek a~が登場します。つぎは何がつづくのでしょうか?!
短いページ数で読みやすいです。色もはっきりしています。
いないいないばあの遊びなので、赤ちゃんや小さいお子さんによさそうです。
Katie Daynes (著), Marta Alvarez Miguens (イラスト)
(主な登録情報:12ページ、3 歳以上)
Poo[pu] (プー)は、うんちのことです。
タイトル通り、トイレなお話。トイトレのお子さんにもよさそうです。
フラップをめくると、トイレに流れるうんち、おまるのうんち、おむつのうんち。。。
うんちは何でできているか。。
Does everyone poo?(みんなうんちするの?)のページではプリンセスやサッカー選手、蟻などいろんなイラストが描かれています。
動物もたくさん。
そんな絵本です。
フラップはたくさんあります!子供がよろこびそうな絵本です。
Beatrix Potter (著)
(主な登録情報:3 ~ 5 歳、12ページ)
かわいい、かわいいピーターラビットの絵本です。
ページの一部分に、ふわふわしている布やスムースな布など違ったタイプの布がはってあり、フラップだけでなく触っても楽しめる絵本です。
いち部分だけ布が見えるので、ピーターかなと思ってそのフラップをめくってみると、それはジェミマおばさんだったり、猫のトムだったり。
フラップをめくる楽しさもあり、触って遊べる。イラストは文句なしにかわいい。とっても素敵な絵本です!
”I Spy~”という文章がたくさん登場しますよ!
Clever Publishing (著)
(主な登録情報:10ページ、対象読者年齢2 ~ 6 歳)
クイズ形式になっている絵本です。
フラップには、動物クイズのヒントが描かれています。フラップをめくると答えが!
とってもおもしろいしかけです。
例えば、
フラップには”I say oink, oink and roll around in mud” 書かれています。
それをめくると・・・”I’m a pig!”という文字と豚さんのイラストが描かれています!
親子一緒に盛り上がりましょう!
on the farm
in the forest
under the sea
in the wild
our feathered friends
の動物のクイズになっていて、35フラップもありたっぷり楽しめます!
Eric Carle (著, イラスト)
Eric Carle’s Twinkle, Twinkle, Little Star and Other Nursery Rhymes
(主な登録情報:10ページ、対象読者年齢2 ~ 5 歳)
エリック・カール氏のイラストと、有名な童謡とのコラボ絵本です。
ページをめくると、見開きの左のページには、はらぺこあおむしのあおむしくんと♪Twinkle Twinkle Little Starの有名な歌詞が途中まで書かれています。
Twinkle Twinkle Little Star
How I wonder what you are
Up above the world so high
like A Diamond in the sky
Twinkle Twinkle Little Star
そして隣の右のページには葉っぱのフラップがあり、めくると葉っぱの裏に
“How I wonder what you are”
と続きの歌詞がかかれています。そのようにNursery Rhyme(童謡)とEric Carlのイラストが合わさった贅沢なしかけ絵本です。
・Twinkle Twinkle Little Starのほか、
・Old McDonald had a farm
・Hickory Dickory Dock,
・Itsy Bitsy Spider,
・The wheels on the bus,
どれも有名なNursery Rhyme(童謡)ばかりです。
歌とイラストとしかけが一緒に楽しめる素敵な絵本です。
Christopher Santoro (イラスト)
Open the Barn Door, Find a Cow
(主な登録情報:22ページ、対象読者年齢幼児 ~ 3 歳)
これぞ幼児向けしかけ絵本、というかんじの絵本です。
表紙をめくると、見開きの左ページ
“Who says moo?”(モーとなくのはだあれ?)
と書かれています。
そして見開き右のページの牛舎のドアのフリップをめくると。。。そうです、牛が現れます。
納屋のドアなどがフラップになっていて、それをめくるとその鳴き声の動物がだれかわかります。
牛のほか、豚、ひよこ、ポニー、アヒルの子、やぎ、犬、猫、おんどり、ふくろうと、たくさんの動物の鳴き声が学べます。
Leo Lionni (著)
(主な登録情報:22ページ、対象読者年齢 幼児 ~ 3 歳)
有名なスイミーを題材にしたしかけ絵本です。
おさかなたちは、隠れるのが好きなようです。
最初はスイミー。スイミーがどこかに隠れています。フラップをめくって、スイミーを探しましょう。
フラップをめくると、スイミーのイラストと、”Here I am”と書かれています。
そのあと兄弟や、友達を探しに行きますよ。
オリジナル版と同様、いろんな海の生き物が登場します。スイミーの世界観そのままに、しかけ絵本になっています。
しかけのフラップは大きめなので、小さいお子さんも扱いやすそうです!
Thierry Bedouet (イラスト)
(主な登録情報:14ページ、対象読者年齢 幼児 ~ 3 歳)
本にタブがついていて、それを引っ張ると絵がかわるしかけ絵本です。
Please, thank youだけではなく、あいさつや基本的なマナーについての絵本です。
友達に会ったとき、”Hello”といいましょう、とか何か欲しいときには、”Please”を言いましょう、とか。
Hello, Please, thank you, sorry, のほか、順番を待つ、なんて場面もあります。
タブを引っ張ると、Hello, thank youなどの言葉をかけたあとの和やかなイラストにかわりますよ。
マナーを守ることによって、みんなが気持ちよくなることを教えてくれる絵本です。
幼児さん向けしかけ絵本
Look Inside Your Body
特に”Eating food”のページは見ごたえがあります。
口から食べ物が入ったあと、体のどんなところを通るかなどがわかります。
小さなフラップがたくさんあり、それぞれに説明が書いてあるので、とっても学習向き。
からだの不思議の探検ができる絵本です。
3歳以上、となっていますがもう少し上の年齢のほうがよさそうです。
ポップアップ絵本です。
大きな口のカエルは、ハエを食べます。そして、ほかの動物がなにをたべているかが気になります。
とり、ネズミ、ほかの動物に聞いていくと、ワニは「大きな口のカエル」が好物だといいます。。
動物たちの口の部分がとびだす絵本になっています。
シンプルなしかけですが、子供の好きなストーリーだと思います!
私が個人的に大好きなムーミンの絵本です!
ムーミンがリトルミィとかくれんぼ(hide-and-seek)をします。
色んな所を探しフラップをめくりっていきますよ~
テントをめくるとリトルミィではなくスナフキンがいたり。
テーブル下のフラップをめくるとスニフだったり。
なかなか見つかりません。
ようやく見つけたリトルミィがかくれていたのは・・?
ムーミンのキャラクタがたくさん出てきます。
シンプルな絵本ですが、とってもかわいいです。
とってもたのしいしかけ絵本です!
飛び出したり、引っ張ったり、回したり、めくったり・・・
たくさんのギミックがあるので、子供たちは大好きだと思います!
A~Zの単語の特徴をもつ、いろんな面白いbug(虫)と一緒にアルファベットを学びます。
A is for the Agile A to Z Alphabet Bug.
B is for those B

わたしはこんなバグがお気に入り!
J is for a Jar of Jumping Jellybean bugs.
とピン一杯に詰まったjellybean bugs(ジェリービーンズのような形をしています)のイラストが描かれています。
R is for the Rumbling Red Rocket bug.
と赤いロケットの形をしたbugが描かれていて、しかけのタブをひっぱり動かすことができます!
とっても楽しい絵本です!
さいごに
楽しい、しかけ絵本を紹介しました。
どれもとっても素敵な絵本です。お気に入りがみつかりますように。
ではまた。
