渡り鳥を英語で学習しよう
英語で渡り鳥は、migratory birdです
渡り鳥といえば、日本ではツバメ、ツルなどが有名です。 ほかにもたくさんの種類があって、国によってもメジャーな種類がちがったりします。
そんな”渡り鳥”は英語で何というでしょう?
migratory birdというそうです。
・migratory [mάɪgrət`ɔːri] 【動物, 動物学】 移住する,移住性の (⇔resident).
そもそも、”渡り鳥”って何でしょう?子供に説明するの、難しいですよね。
wikipediaによると、
渡り鳥(わたりどり)とは、食糧、環境、繁殖などの事情に応じて定期的に長い距離を移動(渡り)する鳥のこと。 翻って、1年を通じて同一の地域やその周辺で繁殖も含めた生活を行う鳥を留鳥という。
だそうですよ。
鴨がVの形に群れになって飛んでいく様子は、定番のイメージのようです。
渡り鳥にもその距離によって区別があります。

英語よりも日本語のいい方のほうが難しいですね。。。
- Permanent residents :migrate しない鳥 日本語では「留鳥(りゅうちょう)」というそうです
- Short-distance migrants :短い距離を移動。山で頂上から下に移動、など。日本語では、「漂鳥(ひょうちょう)」というそうです。
- Medium-distance migrants:数百マイルを移動する
- Long-distance migrants :食糧を求めてさらなる距離を移動する。主に北米大陸から中央・南アメリカに移動し、350種類以上の鳥がいるといわれる
渡り鳥の英語絵本を紹介します
Wilson’s warbler(鳥の種類:ウィルソンアメリカムシクイ)が主人公です。
ちなみに、warblerは”さえずる鳥”を意味します。
北極圏近くに住むWilson’s warblerのサミーは、まだ8月だというのにとっても寒い朝、本能的に生まれて初めてのパナマへの”渡り”の季節が来たと感じます。
でも、ひとつ問題がありました。パナマってどうやって行けばいいんでしょう?
仲間たちはすでに旅立っており、自分ひとりで出発しないといけません。サミーは道ゆくカリブー(トナカイ)やカナダ鶴、モナーク蝶など出会う動物たちに「あなたはパナマに行くんですか?」と聞いていくのですが、それぞれ行き先が違って。。。
いろんな動物が移動する理由や、どうやって、何を目印に移動するかなどが説明されています。
とっても学習要素が詰まっています!調べ学習に役立ちそうです。
でてくる鳥の名前も専門的です!:
- ptarmigan [tάɚmɪg(ə)n(米国英語)](らいちょう)←pは発音しません。
- sandhill crane(カナダ鶴)
- redstart(ジョウビタキ)
- black burnian warbler(キマユアメリカムシクイ)
- hudsonian(アメリカオグロシギ)
- godwit(オグロシギ属)
イラストがとっても鮮やかでキレイです!
ハイイロガンと一緒に、北へと旅する女の子のお話です。
女の子はリーダーのハイイロガンの背中にのり、北へと旅をします。。。
Honk!Honk!と鳴くwild gooseがとっても生き生きとしています!
ストーリー自体は短くて読みやすいと思います。
渡り”鳥”ではなく、蝶ですが。。。
コミカルで今風なイラストがかわいい絵本です。
あるちょうちょが、群れとはぐれてくじらに「渡りをしている蝶をみなかった?」と尋ねます。
くじらは、「200マイル先にいるよ」と教えてくれるのですが、
そんな遠くまでいけない!とちょうちょは怖気づきあきらめそうになりますが、くじらは「君ならできる!」と励ましてくれます。そしてちょうちょは挑戦することを決意し。。。
もし~だったら?としり込みするちょうちょのいいわけが、なんだかとってもかわいいです。
あきらめずに立ち向かうことを書いていますが、コミカルな感じでそこまで説教臭くはありません。
フレーズに注目!
what if~、keep~ing, といったフレーズがたくさんでてきます!
また、hot air balloon(熱気球), blimp(翼のない大型飛行船)といった出てきそうで出てこない単語も注目です。
さいごに
いろんな動物が季節に合わせて、食べ物を求めて移動します。
そんな”渡り”migrationも絵本を通じて学習すれば、子供にも受け入れやすそうです。
理科をテーマにしている本はイラストが鮮やかなのもおすすめポイントです!
ではまた


