こんにちは。
2人の子供の中学受験を乗り越えた にじままと申します!
かつては幼児英語講師として働いていた経験も活かし、このブログでは、将来の中学受験を見据えた低学年の知育について、等身大の経験と親目線で情報発信していきます。
実は、私も2人の中学受験を経験して、
- 低学年のうちにアレをやっておけばよかった・・
- 低学年で取り組んだアレが役にたった!
と、小さなころの知育を振り返ることがありました。
と、同時に子供の知育について深く考えるようになりました。
だって、低学年は、
- 子供の基礎学力や思考力、学習習慣を育む絶好のチャンス
- 将来への可能性を大きく広げられる
時期なんです!
低学年で知育に取り組むことは、
- 学習に自信がつき、勉強が楽しくなる
- 中学受験準備がスムーズに進められる
という、嬉しいメリットがたくさんあります。
私はすでに時期を終えてしまいましたが、これからの親御さんたちには
子どもの可能性を最大限にひきだすために、低学年の知育にぜひとりくんでほしいと思っています。
- 低学年から育てたい力とは?
- 低学年の知育をすすめるときの注意点
- 低学年におすすめな具体的な知育のやりかたは?
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低学年から育てたいチカラ8選!
中学受験では、小学校の学習内容を超えた高度な知識や思考力が求められます。
そのため、早い段階から基礎を固め、思考力や問題解決能力を養うことがとても重要です。
まだ低学年だと、そもそも「中学受験って何するの?」「どんな力が必要なの?」という時期ですよね。
すごく大変だとは聞きます。
なんとなく得体が知れないですね。
わかります!私も低学年の時は中学受験なんて考えもしませんでした。
中学受験は親子で何年もかけて協力して取り組むもので、聞いていた以上にわが家も大変でした。でも、この苦労は決して無駄にはならないと思っています。
中学受験はしない場合でも、低学年で地頭をよくする取り組みは、お子さんの将来の可能性を広げるに違いありません。
以下、ぜひ育てたい力を紹介します。
中学受験では、特に国語・算数にかかわる力がとても重要です。
この2科目は、学習の基礎、として考えられています。確かにこの2教科できていれば、ほかの学習は基礎力の応用で何とかなりそう!
入試の配点も国語・算数が大きい学校が多いです。実は4教科が均等に100点満点という学校は少ないんですよ。
国語100、算数100、理科50、社会50、なんてところもあるくらい重要なんです。
低学年のうちは、特に学習の土台になる、読み書き、語彙、数の概念、計算の基礎はしっかりと定着させましょう。
中学受験では、単に知識を問う問題だけでなく、思考力や問題解決能力を問う問題が多いです。
特に算数の文章問題や理科の問題を解くためには、論理的に思考する力が求められます。
例えば、算数の文章問題だったら、何が問われているのかをしっかり理解して、自分で考えながら答えを導き出す必要があります。いろんな解き方ある中で、間違えずに早く解く方法が何か?を自分で考えて導き出していきます。
今は昔と違って、ただ詰め込み勉強すればいいってわけじゃないのね!
もちろん知識も大事!
でもそれだけでは合格できない厳しさがあります・・・
だから低学年から「考える」力を育てるのが大事です
問題の文章を理解するだけでなく、文章の内容や意図を分析したり、自分の意見を論理的に説明することが需要になるので、低学年のうちから、
- 問題の条件を整理する力
- 原因と結果を考える力
- 仮説を立てて検証する力
などを育てることが重要です。
でも難しく考えなくても大丈夫!日々の生活を意識することではぐくんでいきましょう!
おすすめは、読書、パズルやゲームです!お子さんによってはスピードや制度を競うドリル形式が好きだったりしますので、興味合わせて選びましょう。
「思考力と問題解決能力」は、中学受験だけでなく、将来どのような道を進んでも役に立ちます。ぜひ「考える力」を育てましょう!
中学受験の試験では、読解力が欠かせません。
学年が上にあがるにつれてこの「読解力」の有無がじわじわ効いてきます。読解力は短期間で身に着けられるものではありません。
実は、中学受験の国語の長文問題はすーっごく長いんです。
例えば、男子トップの開成中学とかだと、50分で1万2000字を読みます。原稿用紙で30ページ分ですよ!
中堅・難関校といわれる学校も1万字を超えるのは多いですし、何なら「超長文」を言われるような学校もあります。
この分量を、きちんと内容を理解し、作者の意図を理解しないといけないんです。
読解力がないと、太刀打ちできません。
試験には時間制限があるため、読み切ることができない子どももいます。集中力がもちません。
国語が苦手な子のための塾だっていくつもあります。
国語だけでなく、理科・社会だって問題文はとても長いです。問題文だけで1ページを超えることもあります。
国語の読解問題はもちろん、すべての教科で「問題を正しくよむ」「問題の意図を正しく理解する」ことが必要です。
そのため、低学年のうちから、
- 文章を正確に読み取る力
- 内容を理解する力
- 作者の意図を推測する力
などを育てることが重要です。
おすすめは、読書です。
ベタですが、ほんとに読書は大事です。
読書は低学年こそ力をいれてほしい!
物語や図鑑を読むことで、語彙力や想像力、読解力を養うことができるといわれています。ぜひ積極的に読書を取り入れましょう!
中学受験は、難関校になるほど記述問題が多くなり、内容も高度になります。いわゆる御三家とよばれる学校は記述問題が多いことで知られています。
記述問題は、何も国語だけではありません!すべての教科においてでてくるんですよ。やっかいなものです。
そして記述問題では、解答例はあっても、ズバリの正解はありません。
自分で文章を考えて構成し解答を作ります。
正しく読解できたうえで、採点者を納得させる表現力が必要になります。
知識だけではなく、「自分の考えを文章で表現する力」がとても重要です。
低学年のうちに取り組みたいのは、
- 語彙力を増やす
- 文章構成の基礎を学ぶ
- 自分の意見を明確に伝える練習をする
です。
たくさんの本を読んだり、新聞を読んだり、家族と会話して、語彙力を増やすことが大切です。
言葉を知れば知るほど、自分の考えを表現しやすくなります。
ちなみに、我が家は「こども新聞」を購読していました。
週1回届いて月額550円!
最近の話題やニュースだけでなく、今はやっていること、ファッション、漫画などあって、
楽しい読み物として、子供たちも楽しんでいました。
おすすめです!
中学受験は、幅広い知識が必要とされます。
でも、子どもですもの。中学受験ってただ知識を詰め込むだけじゃダメなんです。むしろ、もっと大切なのは 「知りたい!」 って思う 好奇心 なんじゃないかって、思います。
「新しいことを知りたい」と思う気持ちは、学ぶ意欲を高める原動力です。なので、中学受験で成功したいなら、知識を詰め込むよりも、 「知りたい!」 って思う 好奇心 を育てることが大切です。
詰め込み学習は、子どもの負担が大きくおすすめできません。でも好奇心から学んだことはとても頭に定着します。
塾の先生がたくさん余談や雑談をするのは、子どもの好奇心を刺激して興味を持ってもらうためです。
好奇心は物事を深く考え、理解しようとする意欲を促します。
様々なことに疑問を持ち、答えを探求することで、思考力や問題解決能力が養われます。
また好奇心が身についていると「知らないこと」に対して積極的に挑戦することができます。
特に理科や自然科学に関することに好奇心が強いお子さんであれば、自然観察や実験、ワークショップを通じて、好奇心だけでなく科学的な思考力も育てることができます。
最近はやりのSTEAM教育ですね!
「好奇心」を育てることは探求心や創造性が養うことにつながり、お子さん可能性を広げるチャンスでもあります!
低学年でぜひ取り組みたいのが、「学習習慣」を身に着けることです。
理由は、この時期に習慣化しておけば、それが当たり前になって、自然と勉強に取り組めるようになるからです!
我が家は、低学年ではサッカーばかりであまり学習の習慣がついていなかったので、のちのち苦労しました。
高学年になると、学習習慣がついていることそうでない子との差が開いてきます。
ぜひ、低学年のうちに環境整備してほしいです。
学習習慣があると、以下向上するといわれています。
- 時間管理ができる
- 基礎学力が付く
- 集中力がつく
- 自己管理能力がつく
- 学習意欲が向上
例えば、毎日30分でもいいので、決まった時間に勉強する習慣があれば、中学受験勉強もスムーズに進められます。
学習習慣のある子は、自立した学習スタイルを確立しているため、高学年の学習量の増加したときにきちんと対応できます。
一方で、学習習慣がない子は、高学年の学習量の増加に対応できず、集中して学習することができません。「どうして自分はできないんだろう」、「勉強がつらい」と本人が苦労し辛い思いをします。
学習習慣を身につけることは、お子様の将来にも役立つ自己管理能力を高めることにもつながります。
これは、中学受験だけでなく、将来の大学進学後や就職後など、その後の学習においても役立ちます。
12歳にとって中学受験はとても厳しいチャレンジです。
未知の問題にも果敢に挑戦し、粘り強く最後までやり遂げる精神力も求められます。
何度もくじけそうになる中で、自分の力を信じ困難を乗り越えていく「自信」をもつことがとても重要です。
低学年から自信とチャレンジ精神を育むことは、こうした中学受験で必要な資質を養うためにとても重要です。
子どもが自分の能力に自信を持っていると、学習意欲が高まりますし、より積極的に学習に取り組むようになります。
自信があれば、どんな難しい問題にも立ち向かうことができます。
チャレンジ精神があれば、壁にぶつかってもしっかりと最後までやり遂げることができます。
勉強面では、難しい問題にも果敢に挑戦することができ、より深い理解を得ることができます。
中学受験はペーパーテスト一発勝負がほとんどです。
集中力は必要不可欠。
低学年から計画的に集中力を育てることで、受験勉強を効率的に進めることができます。
集中力を育てるには、以下がポイントです。
- 学習習慣をつけ、集中して取り組む習慣をつける
- 環境を整備
- 熱中する経験をする
具体的には、
- 絵本や児童書を読み聞かせしたり、読書習慣を身につける
- 一緒にゲームやパズルを楽しむ
- 計算ドリルや問題集を使う
- 家庭学習の時間を設ける
- 思いっきり好きなことに打ち込む時間を作る
などがおすすめです!
低学年におすすめな方法を知りたい
少し上でも書いたのですが、「KODOMO新聞」はとってもおすすめです!
週1で届き、なんといっても月額550円!
子どもが興味をもちそうな話題がたくさん載っています。
あと、低学年のお子さんが新聞を読んでいるのって、なんだかカワイイんですよ。
子ども向けに時事問題の語句の解説があったり、おすすめの本があったり。
低学年だと難しい部分もありますが、マンガやイラストが多いので、十分楽しめます。
我が家はわからないところはよく質問されましたし、「ここに○○ってかいてあるね~へぇー」なんて言いながら一緒に読んだりしていました。
週1回なので、ゆっくり少しずつ読めばいいんです!
知識も得られ、定期的な読書につながります!
中学受験をされる場合、1、2年生のときは週1くらいの塾やくもん・学習系の習い事で、3年生ごろから本格的に塾通いする方が多いと思います。
低学年のうちは、ほかに習い事をしていたり、小学校や新しい環境に慣れることが優先だったりするので、少しでも時間のゆとりがほしいですよね。
低学年のうちにおすすめは通信教育(通信講座)です。
それは、時間の融通が利いて、リーズナブルなのに質がよいからです。
- 学習習慣ができる
- 基礎学力が強化できる
- 思考力・表現力の養成
- 学習意欲の向上
今の通信教育はバラエティ豊かです。
知識つめこみのタイプではなく、子どもの好奇心を刺激するつくりになっていて、とても楽しく取り組めるものばかりです。
最近は、実験をメイン教材にしたり、STEAM教育に注力していたり、タブレットでゲーム感覚で学習できたり、と様々な教材の種類があります。お子さんの興味に合ったものがきっと見つかります。
通学タイプの教室にくらべて価格がリーズナブルですし、退会がしやすいのもいいですよね。
遊びながら学習につながる知育玩具は、低学年にとってとても効果的です。
たのしく、お子様の成長を促してくれます。
知育玩具は、ゲーム感覚で遊びながら、好奇心や想像力を刺激し、様々な学びができるように設計されています。
積み木・ブロック、パズル、カードゲーム、ボードゲーム、図鑑・百科事典、プログラミング教材など、いろいろな知育玩具があります。
お子様の成長に合った知育玩具を選ぶことで、楽しみながら基礎学力と思考力を向上させ、中学受験へ向けての土台を築くことができます。
親子で一緒に楽しめるのもいいですね!
小学生のお子さんにとって、学習だけではなく運動も大事です!
運動して体を動かすことは、運動能力の向上やストレス解消になるだけでなく、脳の発達にも影響があるそうです。子どもの発達には欠かせません。
それに小さなころの運動習慣は将来にわたって必要なものです。
運動をすることで筋力や持久力が向上し、心臓や循環器系の健康を維持することができます。
また、運動は免疫機能を向上させ、病気や感染症から身体を守るのに役立ちます。
こどもは体づくりも大事です!
体力があるお子さんの方が集中力もあります!
もし、チームスポーツをしている場合は、仲間と楽しむ喜びや協調性も身に付きますし、達成感もはぐくむことができます。
こういった経験は、中学受験でも子供の心の支えになりますし、将来の人生においても役立ちます。
日々の生活を通じて様々なことを体験したり、チャレンジしたりすることから学べることはたくさんあります。
洗濯や料理の手伝い、買い物や遊びを通して、子どもたちはたくさんのことを学んでいます。
洗濯をするなら、洗剤の量や洗い方はどうすればいいのか?と考えますし、洗濯機から電気に興味を持つかもしれません。
また、料理の材料は何が必要?買い物リストはどうやって作る?自分で考えて行動することで、問題解決能力が身につきます。
考える力、協調性、責任感、想像力、お金の価値、流通の仕組み・・
などなど。
机の上での学習とは異なり、生活の中で学ぶことは、より深く記憶に残り、実践的な力として身につきます。
いわゆる「勉強」だけでなく、生活から学ぶことも大事にしましょう。
保護者の負担はふえます・・・少し大変ですが、ここは子どもの成長につながると思って頑張って見守りましょう!
さいごに
今回は、低学年から育てたい力について、以下紹介しました。
- 低学年から育てたい力とは?
- 低学年の知育をすすめるときの注意点
- 低学年におすすめな具体的な知育のやりかたは?
低学年のうちに身に着けたいのは「自ら学ぶ意欲を育む」ことです。そのため、詰め込み式の勉強ではなく、楽しく学びを深められる環境作りが大切です!
低学年の子どもにとって、机に向かって勉強するよりも、遊びを通して学ぶ方が効果的なのをお忘れなく!
詰め込みすぎない
プレッシャーをかけない
気長に見守る
適切なサポートをしよう(やりすぎ注意、かといって放置しない)
数年後に、私のように「もっと勉強習慣をつけておけばよかった💦」「いろんな経験をさせておけばよかった💦」
と後悔しないよう、子どもと楽しみながらできるものを選んで取り組みましょう!