子供向け英会話スクールに通ってたり、英語育児に興味を持ったりで、家で(も)英語をお子さんに教えよう!って思うことがありますよね。
そのとき気を付けないといけない点があります。
それは、
英語を嫌いにさせないこと。
単純で基本的なことですが、とっても大事なことです。
そんな英語で教えるときに気を付けたいことについて紹介します!
英語を教えるとき、家庭で学習するときの注意点をご紹介します
家で英語学習をスタートしよう!と思ったら、何から始めましょう?
アルファベットをしてみたりとりあえずYoutubeを見せてみたり。
フォニックスのビデオを見せたり、カードを使ったり。
簡単な文章を覚えさせようとしたり。
いろいろあって、つい先走っちゃうことありますよね。
私も、我が子に頑張って教えようとしすぎたことがありました
私なりに考えてたつもりなんですが、ちょっと焦りすぎてたみたいで、次第に、こどもたちが「えー!やりたくないー」というようになりましたよ。。
まだまだ学び始めのときは、焦りは禁物です。
どんどん詰め込むと、それがプレッシャーになって、英語嫌いになっちゃうことも。そんな失敗を踏まえて、私が思う英語を家庭で教える際の注意ポイントをご紹介します。
英語学習のサイクルをまわそう!家庭で「英語=楽しいこと」を教える
英語を家で教えるときに注意したいのは、どうやったらより多く学習できるかというよりも、
・英語のイメージをよくする
ということだと思います。
将来のために英語を学習しようと思っているのに、英語嫌いにしてしまっては本末転倒!家庭では「英語を楽しむ」「たのしみながら英語に触れる」ことに注力しましょう。
そうすることで、英語学習サイクルをうまく回していくことができますよ!
というのも、子供に限らずだれでも、楽しい事は放って置いてもどんどんすすんでやっていきます。子供がゲームをしているのを見ると明らかです。
では、楽しくないことは・・?やりたくありませんよね。なるべく避けたいです。なので、
つまらない、嫌だ、となるべく思わせないように気を付けないといけません。
楽しいと、やる気がでます。
やる気がでると、身に付きやすくなります。
身に付き始めると、楽しくなります
そんなわけで、この「楽しい」というサイクルになるべく導きたいものですね。
では、なるべく楽しくするにはどうしたらいいんでしょう?
①レベルにあったものをえらぶ
まずは、子どものレベルにあった、簡単なものを選ぶのがいいかと思います。
子どもが理解しやすい、色、形、数などなど。
子どもがすでによくわかっているものから取り掛かりましょう。
難しいことはしなくていいんです。文章だとかは後回しです。やり方も、歌を歌ったりゲームをしたり、クラフト作ったり、絵本を読んだり。お子さんの年齢にあったものを選びましょう。
②興味があるものから教材やテーマを選ぶ
これは皆さんされていることだと思います。
特に小さなお子さんだと、興味がある・なしの集中力の差はすごいです。まずは「興味がある」、ということが楽しいと思うための近道だと思います。
動物が好きなら動物をテーマに学習しましょう。
絵本でも、ビデオ図鑑でも、工作でも。楽しんで学習する方法がたくさんあります!
自信をつけさせる
子供の英語学習には「できる」という自信がとても大切です。
英会話スクールなどで、お子さんが「英語やめたい」っていうとき、「自分が上手にできないことが嫌だ」っていうお子さん結構いらっしゃいます。
自信がなくなったり、うまくできない、って思うと英語から遠ざかっちゃうんですよね。反対に
「オレってすごい!」「わたし天才!」という自信、自己肯定感は、英語に対する興味や関心を高めます。そして自信が次の学習意欲につながっていきます。
ではその自信をつけさせるには・・?
たくさんほめよう
「ほめられること」はお子さんの心の栄養になると思います。
何かにとりくんでいるだけで、「すごい!」んです。
・努力していることをほめ、
・成長していることをほめましょう!
小さなことでかまいません!
- 今日はいつもよりはっきりと単語が言えた
- アルファベットが間違えずにかけた
そんなことへの気づきが大事です。
自信をつけて、自らが取り組めるよう、ほめていきましょう!
両親に褒められることによって、お子さん自身が成長を実感すれば、それが自信になり、次への挑戦につながります!
習い事全般に言えることなのですが、親は子供に期待しすぎてしまうところがあります。でも、誉めるのをわすれないでください!
注意点:行き過ぎない。基本的なことを教える
先走って、ついつい、関連したことをどんどんおしえたくなりますが。。
子供のキャパを超えてはいけません。「わからない」となると、とたんに子供たちの学習意欲は下がります。
集中力が切れ、モチベーションが下がります。そんな状態で続けるのは苦痛でしかなく、
「もうやりたくない!」となってしまうことも。。。
良かれと思ったことが逆効果になっちゃいます。お子さんが学習するときは、できる限り詰め込むのではなく、
たくさんの「余裕で分かること」+少しの「ちょっと難しい」
くらいがちょうどいいです。
「余裕でわかる」ことがたくさんあることで、子供は安心し、自信をつけていきます。この自信がないと、次へのチャレンジはできません。
できないだけでも傷ついて自信を無くしているのに、さらにしかられてしまうケースもあります。
そうなるとますます子供が傷ついちゃいます。悪循環ですね。
「どうやったらもっとできるようになるか?」ではなく、
「どうやったらもっと好きになるか?」に着目してくださいね!
いろんなツールを利用
いまは便利なもので、色んなツールがあります。
- APP
- マンガ
- Youtube
- ダウンロードできるシート(printables)…
などなど、無料なものもたくさんありますので、これを利用しない手はありません。
無料ダウンロード教材(printables)は以前記事に書いたので、↓こちら↓をご覧ください♪
youtubeにはたくさんの子供向け音楽がありますので、ぜひご参考ください。 私は、以下の音楽サイトがおすすめです!
子供が英語を嫌がったら?その理由と対策を考えよう
お子さんによって英語をやりたくない理由は様々です。
私も講師の仕事をしていたとき、年度の途中・切り替わりで辞めていくお子さんをたくさん見てきました。
最初は楽しそうにしていた英語のはずなのに。何が嫌になったんでしょう・・?
社会性が身に付き始め交友関係が広がったり、自我がでてきたり、いろんな成長とともに、「いやだ」と思うことも。
そんな「やりたくない」には、いろんな理由があるかと思います。
- つまらない
- 英語教室、オンライン英会話、ほかの生徒との相性が原因
- 他に魅力的なことがある
- うまくいかない自分に不満
- 親の選択ミス
1.英語がつまらない
「英語なんかつまんなーい!」と言い場合、
なぜ「つまらない」のか? 何が「つまらない」のか?
考えてみるといいですよ!「つまらない」は大きく分けて、2種類あります。
「コンテンツ自体」がつまらない場合と、「分からないから」つまらない場合です。
コンテンツがつまらないとき
極端に言うと、文字ばっかりのテキストだと子供が「つまんない」と感じるのは当然。
スクールで、ただただ毎回同じことをするようなレッスンだと「つまんない」と感じるでしょう。
(このあたりは教える側の力量が関係するのですが。。。)
面白くないものを、継続してしないといけないなんて、そんな苦行・・・大人も嫌になります。
なので、子供にとって適切な教材やコンテンツを選ぶ、楽しい教え方、というのは、子供の学習にとても大きな影響があります。
コンテンツがつまらないとき、それはいったん横に置いて、違うものに取り組んでみてください。
絵本に飽きたようなら、ゲーム形式のものにするとか。英会話スクールの教材が合わないようなら、講師やカウンセラーに事情を伝えて対応を依頼するとか。スクール自体を変えることもありだと思います。
目先が変わることで、気持ちが変わることがあります。環境をかえてみることを試すことをおすすめします。
分からないからつまらないときの対策法
英語レッスンが子供にとって「難しすぎる」ときも子供は「やりたくない」という気持ちになります。
「わからない」→「つまらない」パターンです。
オールイングリッシュのレッスンや教材はとっても魅力的ですが、シャイなお子さんにとっては注意が必要です。
どんどんわからないままレッスンが進き、でも言い出せない。。。取り残される。。。
分からないまま、でもいいだせないままどんどん進む。わからない自分がかっこ悪い。。
本人にとってとってもつらいことですよね。
自分自身が「できていない」と感じることはとってもつらいんです。そんな挫折感ではなく、達成感や希望を持たせないと!
幼児期は特に、英語は「できた!」という達成感がないと楽しくありません。急ぎすぎていないか、レベルがあっているか、のチェックは大切です。
場合によっては、レベルを易しいものにする、教材をオールイングリッシュではなく日本語英語併記のものにする、日本人の先生のクラスを選択する、など、「わからないから面白くない」の悪循環を断ち切りましょう。
2.講師、ほかの生徒との相性が原因
英語自体というよりは、スクールの雰囲気や相性が合わない、ということで「いやになる」お子さんがいます。
講師との相性もあれば、グループレッスンでのほかの生徒さんが苦手、ということもあります。
「〇〇君とは会いたくない」
「△△先生は怖いからいやだ」
など、子供といえど、相性はありますよね。
私が知っている子で、大きい声を出す大人が苦手なお子さんがいました。
ほかの子にとっては「元気で明るい先生」もそのお子さんにとっては苦手だったりして。。。
相性ってあるんだな、と思います。
また、授業のスタイルも、いかにも授業、って感じのタイプがすきな講師がいれば、遊びメインで教えたい講師もいます。
それがあうかどうかはお子さんのタイプや好みによります。
講師、ほかの生徒との相性が原因の対策
時間帯、先生、スクールを変える、というのが一つの方法です。
オンライン英会話だと、レッスンごとに先生を選んで予約することが多いので、先生を変えるのは簡単です。スクールを変えるのはちょっと手間がかかりますが、環境が変わるとやる気が出ることもあります。
合わないものを無理強いしてつづけるのはおすすめしません。子供が英会話スクールに行きたがらないなんて場合は、英語の学習環境を見直してみるのもおすすめです。
3.他に魅力的なことがある
子どもの世界が広がるにつれて、いろんなことに興味が出てきます。
英語がその興味の一つであればいいのですが、ほかのことにより強い興味があることも。
・友達とあそびたい
・ほかにやりたいことがある
英語以外の興味があるのに、英語のせいでできない!となると、英語が「いやだ」と思うことがあります。
ほかに魅力的なことがあるときの対処法
ほかに興味があるときは、たいてい英語への興味が薄れ、モチベーションが低くなっています。
なので、いったんすこし英語へのハードルを下げて、英語の「好き」という気持ちを盛り返すことが大事です。
サッカーやプール、公園遊びとならんで楽しいことの一つとして英語もある、というくらいの「好き」まで取り戻しましょう。
必要であれば、学習をお休みしたり、中断してもいいと思います。取り返しがつかないくらい拒否反応を起こす方があとあと大変です。
英語でしか味わえない楽しみがあります。それを探しましょう!
勉強という形でなく、英語のアニメを見せる、とか英語のゲームをする、という方法がおすすめです。
「(英語だけど、)このアニメはおもしろいから見ようっと~」
「(英語だけど、)このゲームやりたいな~」
と英語をつかっておもちゃやゲームをして楽しむことができれば、「好き」まであと少し!この楽しい気持ちをまた次の学習へつなげていけばいいんです。
一旦離れた気持ちは、決して焦らずに。ゆっくりと取り戻しましょう。
4.親の選択ミス
おうち学習にしても外で習うにしても、親側の原因で「いやになる」ことがあります。
・親のプレッシャーが大きすぎたり
・勉強法があっていない
・スクールの時間帯や場所があっていない(眠い、遠いなど)
ことがあります。
小さいお子さんだと、かけ流しているCD教材の音量が大きすぎていや、教材のイラストが気に入らない、なんてこともあるようです。
選択ミスの対処法
危険なのは、
「親のプレッシャーが大きすぎる」です。
小学校受験に有利だから、検定試験を目指して、毎日ノルマを決めて単語を覚えて。。。
となると、
”英語=楽しくないもの”とインプットされかねません。
子供に「学習させる」という気持ちが大きいと、結局子供のやる気を失うことになってしまいます。
子供は自発的に「やりたい」と思ったときにパワーを発揮します。
英語=楽しい!
をめざしましょう!
無理強いしないようにご注意ください。
親の英語が苦手だと、家庭学習は無理?と不安な方は多いです→でも大丈夫!
子供が、パパやママと「一緒に」英語の世界に触れる、というのがとても大事です。
単にかけ流しの朗読を聞かせて放っておくよりも、すこしくらいぎこちなくてもパパママが温かいまなざしで読んでくれる絵本の方が、こども英語には良い影響があります。
「楽しい」が「好き」につながります。
大体の人は、日常的に英語を話す環境にはいないのです。そんななか取り組み続けるためには、やはり楽しくないと続きません。
子どもが英語を楽しいと思い、好きになり、それにより英語が上達する―そんなサイクルにのせる準備をするのが最大のポイントなんだと思います
親子で一緒に楽しく学んでいきましょう。
子供英語を教えるために必要な英語力
幼児英語はそこまで高度な英語は必要ありません。
教える側も簡単なレベルの英語がわかれば大丈夫。英語の難しい文法や単語は要りません。
有名英語絵本なら、Youtube読み上げ動画がアップされていることが多いので、そちらで雰囲気をつかむといいですよ!
簡単なフレーズを覚えておけば安心!おうち英語で使えるフレーズを紹介
・Good morning(おはようございます)
・Good afternoon(こんにちは)
・Good evening (こんばんは)
・Hi! (こんにちは)
・Thank you (ありがとう)
・~、please(~してください)
It’’s time to~+動詞
It’s time for+名詞
はとっても使えるフレーズです。
・It’s time for breakfast.(朝ごはんのじかんだよ)
・It’s time for school.(学校の時間だよ)
・It’s time to clean up.(お片付けの時間だよ)
・It’s time to go to bed.(寝るじかんだよ)
・Wash your hands.(手を洗って)
・Get dressed.(着替えて)
・Put on your hat.(帽子かぶって)
・Don’t do that.(そんなことしちゃだめ)
・Don’t touch it.(さわっちゃだめ)
・No running.(はしらないで)
・Stop!(やめなさい)
・Watch out.(よくみて)
・Let’s read a story.(本を読もう)
・Are you ready?(準備できた?)
・Are you OK?(だいじょうぶ?)
・Do you understand?(わかる?)
・Are you sleepy?(眠い?)
・Do you like it? (それ好き?)
・What’s this?(これなあに?)
・How many~?(いくつ?)
・What color~?(何色?)
・What did you say?(なんていったの?)
・My favorite is~(私がすきなのは・・・)
・Why?(なぜ?)
・Let me see.(みせて)
・Good job.(よくできたね)
・Well done.(よくできたね)
・Excellent!/Great!/Wonderful!/Fantastic!(素晴らしい、すごい!)
・That’s great!(すごいね!)
・I’m really impressed (感動しました)
・You did a great job.(よく頑張りました)
英語を教える際に役立ちそうなことを紹介しました。
楽しい英語学習になりますように☆