中学生の我が子、英語があまり得意ではないのですが興味はあるみたいです。
学校からは英語の本を読むようにおすすめされているみたいです。
先日、図書館で借りた文字量少な目の”Alice’s Adventures in Wonderland”を読み終えました。
1冊読み終えたことをきっかけに、ほかにも読んでみたい!と思っているようです。
私は絵本をおススメするのですが、
「絵本はいやだ」「小説みたいなのが読みたい」
だそうです。

中学生だもんね。気持ちはわかります・・・
中学生としては「絵本」はちょっと恥ずかしいのかもしれません。またチャレンジとして「本」を読みたい、と思っているので、すぐ読み終えるような絵本じゃない方がいいのかもしれませんね。
とはいえ、中学生だとTOEIC300点前後、英検3級くらいですので、よめる英語の本は限られます。。
そんな、中学生英語レベルで、楽しく読めそうな本を探してみました。
中学生でも読める!英語の物語本紹介します
英語を習い始めの時期だと、私は本来は絵本がいいと思っています。
というのも使われている単語・文法が簡単なものが多く、わかりやすいから。読んでいて楽しいですし。
絵本といってもストーリーがおもしろかったり、分量が多いものもたくさんあります。
でも、そうではなくなにか文学作品や物語がいい、という場合もありますよね。
でも大丈夫です!
英語初級者向けの作品シリーズがあります!ので紹介します。
Graded Readersがおすすめ!
Graded Readersとは、英語学習者向けに作られた「レベル別」読みものの総称です。「多読」手法で使われるので、結構メジャーになっているかも?英語学習者のリーディングのレベルを上げてくれます。
Graded Readersは、子供向けの本だと物足りない中高生、大人などが対象になっていて、内容は古典、映画、恋愛、伝記など多岐にわたります。出版社ごとに独自のレベル設定があるので、自身の英語レベルにあった本が選べるのが最大のメリットです。
また、レベル分けにあわせて、セット内で同じ言い回しや単語が繰り返されるなど、学習を目的とした本になっていることが多いです。
Graded Readers有名なのが、以下の2つです。
- ラダーシリーズ
- Oxford dominoes
そのほか、「Pearson English Readers」、「Macmillan Readers」、「Oxford Reading Tree(小学生くらいのお子さん向け)」、「講談社英語文庫」のシリーズなども有名でAmazonで見つかります。
ラダーシリーズ
多読で有名なシリーズです。学校で取り入れているところも多いです。
特徴は、
- 累計販売180万部と人気
- クラッシックから現代文学、ノンフィクション、ビジネスと、幅広いジャンル
- 有料の音声データがあるのでリスニング教材としてもつかえる
巻末にワードリストが載っているので、わからない単語があっても、1冊読み切ることができます。
レベルは1~5に分かれています。中学生ですと、Level1~3くらいがいいかと思います。
Level1 | Level2 | Level3 | |
英検 | 4級 | 3級 | 準2級 |
TOEIC®テスト | 300〜400点 | 400〜500点 | 500〜600点 |
使用語彙 | 1,000語 | 1,300語 | 1,600語 |
Oxford dominoes
小学校高学年から中学生向けで、4つにレベル分けされたシリーズです。
テキストに近い雰囲気があります。
特徴は、
- フルカラーのイラスト
- 各ページに主要語彙の説明が掲載されている
- アクティビティや文法練習ページが含まれている
中学生の場合ですと、レベル1,2あたりがちょうどよさそうです。得意なお子さんであれば、レベル3もよさそうです。
Starter | Level 1 | Level 2 | Level 3 | |
英検 | 5級 | 5級~3級 | 3~準2級 | 準2級 |
Headwords | 250~ | 400 | 700 | 1000 |
文字数 | 1250単語~ | 5000単語くらい | 9000単語くらい | 13,000単語くらい |
(Headwordsとは、本をスラスラ読むために知っておくべき語彙数を示しています。)
人気の本を紹介します
シンドバッドの冒険です。単語数が少なくて読みやすいです。
シャーロックホームズはいかがでしょうか!
ウォレス&グルミットのアニメで有名なシリーズです。
アメリカの作家オー・ヘンリーの短編集です
「戦火の馬」で有名。映画化もされています。
2重スパイのドキドキするお話です
レベルに合った本を読んで、英語に親しもう
中学生英語で読める本がたくさんありました!
しかもとても面白そう。
本を読むことで「単語」をどのように使うか、ニュアンスがわかってきます。
またチャプター分けされている本が多いので、少しずつ読んでいくことができます。
がんばっていきましょう。
ではまた。