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子ども向け英語教室について振り返りました。ネイティブの先生について思うこと

以前、子供が英会話教室に通ったことを書きました。

子ども英語教室に1年通った感想。低学年での効果やいかに。経緯と反省

娘が低学年のときに通った英会話教室は、ネイティブの先生の授業がウリでした。

当時は、

子供が小さいんだから、英語耳をつくらなきゃ!発音大事!ネイティブの先生じゃなきゃ!

という考えでした。

 

そして現在、子供向け英語講師の仕事を始めたあとどう考えが変わったかを書いてみようと思います。

あくまでも、個人的に思うことですが、何かの参考になればうれしいです。

英語の先生はネイティブじゃなきゃいけないの?

私の個人的な意見としては、

にじこ
にじこ

ネイティブの先生にこだわる必要はない!

です。

なんでそう思うようになったかをお話します。

ネイティブの先生がいいとはかぎらないと思ったワケ

私は、以前は小さなお子さんが英語を学ぶにあたっては、「ネイティブであること」「発音がキレイなこと」がとっても大事!と思っていました。

それが現在は、ネイティブの先生かどうかはあまり重要ではないと変化しました。

その理由は大きく2つです。

  • ネイティブ講師は質のばらつきが比較的大きい
  • ネイティブの講師はニーズが多く、短期間でスクールを変えがち

英語講師の仕事を通じていろんな国籍の先生とお会いする機会がありました。

当然ですが、先生の質はそれぞれで、いい先生がいればそうでない先生もいます。そのなかでネイティブの講師は(英語圏以外の出身の先生に比べて)、ばらつきが大きいと思いました。

とっても熱心な先生もいれば、そうでない先生も。。。英語圏から来日して、とりあえず「つなぎ」の仕事として英語の講師をする方もいるんですよね。。。なんでしょう。ネイティブにとっては手っ取り早く見つけられる仕事なんですね。

しかも、”ネイティブ講師”は需要が高く、教室をやめてもすぐに次の仕事が見つかったりするので、すぐ辞めちゃうことも良くあります。

実際、娘が通った教室でも、1年間で2回先生が変わりました。

その時は講師事情などは全然知らなかったので、年度の途中で先生がかわるの?!と驚きました~。

もちろん一方で、英語講師一本十年!とかされていて、日々勉強されている素晴らしい先生もいます。

なんというか、ネイティブの先生は当たりはずれがある、という印象です。

英語圏以外の出身の外国人講師もとっても魅力的!

新型コロナの影響により、外国からの出入りが大きく制限されたあと、ネイティブの先生がずいぶん減った気がします。

私が知っている先生たちも、ネイティブの先生の中でも特に若い方がたくさん帰られたなぁ、という印象です。

そんな中で、ネイティブの先生が減り、英語圏以外出身の先生(ネイティブではないけどもちろん英語が堪能)に出会うことが増えました。

オランダ、スウェーデン、シンガポール、フィリピン、ドイツなど非ネイティブで英語の先生をしている外国人の方って結構いるんですよ!

英語を公用語としている国って、たくさんありますし!

私は以前はそんなことすら知りませんでした。英語の先生を選ぶときは、日本人かネイティブどっちがいいんだろう?、みたいな考えでしたが、限定する必要はなかったんですよね。

 

私が、非ネイティブの講師も魅力的!と思ったのはこんなことを感じたからです。

勉強熱心な先生が多く、英語の学びかたを意識している

英語圏以外の出身の講師の方は、「英語の先生」という意識をもってお仕事される方が多いので、勉強熱心な方が多い印象です。

その方自身がネイティブでないため、日々学んでる方が多いですし、教授法や学習者がつまづきやすいポイント、わかりやすくする方法について自身や周りの経験などを生かして教えてくれます。

また自身の母国語、英語、日本語が話せたりと言語に長けている方が多く、語学を学ぶ上で勉強になるし、英語だけでなくその講師の方の国のことも学べたりして、とてもおすすめです。

子供向け英会話レッスンでは、出身よりも明るい先生が人気

子供に人気がある先生は、一緒に遊んでくれたり、ノリがよく、「まだよくわからない英語」→「楽しい!」に変えてくれる明るい先生が多いです。

子供向け英会話では、ネイティブかどうかよりも、楽しくレッスンしてくれる先生かどうかが大切だと思います。

テキストがしっかりしていれば、それに従うだけでレッスンは消化できるんですが、それだと大体の子供は楽しんでくれないんですよね。。

小さなお子さんだと、「おもしろくない」「やりたくない」といったりグループレッスンだと寝ちゃったりします。。。

にじこ
にじこ

親は高いお金はらってるのに・・・

レッスンが楽しくなるよう導いてくれたり、できることをほめてくれたり。もちろんちゃんと名前をおぼえてくれている、話をきいてくれる、そんな子供を受け止めてくれる姿勢って大切だと思います。

でもそれは、

子供さんに意識が向いていないと、なかなかできることではありません。

また、小さな子供さんだと、ゲームやダンス、歌を取り入れることが多いと思います。そのようなちょっとしたアクティビティでも先生の姿勢が見え隠れします

体験レッスンなどに行かれる際は、ぜひ、お子さんが楽しんでいるかどうかだけでなく、先生も楽しそうかどうかをチェックしてみてください。

いくらネイティブで英語が完璧でも、子供の扱いが得意でなかったりすると、それが子供に伝わり、子供が英語が楽しくなくなってしまいます。

小さいときこそ、英語を好きになる、ってことが大事だと思います!

さいごに

私は娘の英語教室を探すとき、ネイティブの講師にこだわってたんですが、今思えばそんなことにこだわる必要なかったな、と思っています。。

発音についても、英語圏でも発音いろいろありますし、英語圏以外の出身でも最低限の発音のトレーニングは受けていると思うので、あまり気にする必要はなかったな。。。

それよりも、英語の楽しさを伝えてくれる先生の方が価値があると思う今日この頃です。

ではまた。