我が子に英語教育を、と思ったときまず浮かぶのが
「何からはじめよう?」
ですよね。このときにヒントになるのがお子さんの「年齢」です。
早すぎる、遅すぎる、とかという話はさておき、小さい子ほど「年齢にあった」学習が大事だと思っています。
この発達が目まぐるしい段階のお子さんにとって、発達によってできる、できないことがあるというのはどうしようもないものです。
鉛筆が持てないお子さんに、書く練習をしてもあまり効果がありません。
そのレベルにあった学習をしないと、効果がないだけでなくお子さんにとってストレスの悪影響になりかねません。
そんな年齢別おすすめ学習方法について紹介します。
乳幼児期をざっくりと0~3歳、3~5歳、それ以上、と分けて紹介します。
0~3歳期は「聞く」に注目
この時期の学習の特徴は「聞く」です。
子供は言葉を話すのは1歳ごろからですが、それまでの赤ちゃんの時期やお腹の中でも「聞いて」います。
音を自然と聞き分けられる能力は1歳~6歳くらいの時期に発達するといわれています。
この小さなお子さんの耳の良さを最大限活用すべく、「音」に注目して学習していくのがおすすめです。
語彙は後回しでいいです!
この時期のお子さんは、まだ母語が確立されておらず、他の言語も受け入れやすいです。英語の音をそのまま聞き取り吸収できるのもこの時期です。日本語にない英語の音やリズム、そんな違いも関係なく習得できます。
私は大人になってから学習しているので、大人になってからの”ア”の発音の聞き分けの難しいこと!

「英語の耳」があれば、と何度思ったことか。。
もしまだお子さんがこの時期なのでしたら、とってもラッキーです。
いわゆる「英語の耳」にむけての取り組みを始めましょう
0~3歳の学習に役立つツール
0~3歳のお子さんは以下を心がけて学習しましょう!
- 英語の音を聞く機会を増やす
- たくさんほめる
おすすめ絵本
しかけ絵本、CD付き絵本など、子供がすきなものがおすすめです。リズムがいい絵本がおすすめです。
おすすめ教材、CD
こちらは、しまじろうの英語絵本です。
お子さんが小さいうちは、わざわざCDプレイヤーを準備するのは大変なので、こういった一体型だと便利です。
おもちゃをつかう
英語にちなんだおもちゃはたくさんあります!
こちらは、数字、色、英語の歌3曲がまなべます。
ディズニー はじめて英語 ディズニー おしゃべりいっぱい!ガチャ
プリスクールに通う
少し費用が高くなりますが、「プリスクール」に通うのもおすすめです。
週1回4時間、といったプログラムで一時預かりをしている英語スクールやプリスクールもあります。
ネイティブの音が聞けて、ママも自由な時間が持てるのがとっても魅力的です。
近くにご家庭に合うプリスクールがあれば、おすすめです!
3~5歳の学習に役立つツール
ちょうど幼稚園に行く時期です。
3歳を超えたくらいから、まわりのお友達と積極的にかかわるようになります。
また、言語の理解もずいぶん進みます。文字の認識もでき、鉛筆が握れるようになり、書けるようになります。
運動神経も発達し、興味も増え、いろんなことに挑戦したい時期です。
一方で集中力はまだそこまでではありません。すぐ飽きる、目移りする、というのが普通です。
なので、この時期は、以下を心がけましょう
- 英語の歌や絵本を取り入れる
- 手や体を動かしながら学習する
- 文字を意識する
- ゲーム性がある学習法を取り入れる
- テンポよくテーマを変えていく
3~5歳におすすめの絵本
おすすめ教材、CD
パズルは目、手を使いながら文字が学べておすすめです。
こちらのパズルもおすすめです。
5歳~低学年の学習に役立つツール
母語の基本が確立し、コミュニケーションが上手になります。
ただ中間反抗期に突入したり、英語に反発がでてくるお子さんも結構います。また、苦手意識を持ったり、周りと違うことを言ったりするはずかしさを感じたりすることも。
なので、この時期に心がけたいのは以下の点です。
- 英語学習が楽しめる環境づくり
- 「できる!」の満足感が得られる学習(ちょっと難しめ、でもがんばればできるレベル)
- 興味がある分野を
- ゲーム性があるものを選ぶ
5歳~低学年におすすめの絵本
「ミッケ」遊びの絵本です。こういったかくれんぼ探し?の絵本はお子さんに人気ですよね!
蝶と蛾の違い、といったちょっとマニアック?なお話です。
科学なところが、好奇心いっぱいのお子さんにぴったりです!
身近なテーマなので、ちょっと物知りになって、その知識を周りに披露できるのもいいですね。
ゲームを使って学習
親子で一緒に遊びながら学べる英語ゲームです。
ビンゴゲームで遊びながら、英語とフォニックスを学べます。
さいごに
年齢別に、学習の大切なポイントについて紹介しました。
お子さんと相性がいい方法で、上手に学習していきましょう!