英語を学習するとき、避けて通れないアルファベット。アルファベットを身に着けるために使われる「アルファベットチャート」って知ってますか?
アルファベット表はアルファベットA~Zをすべて一つにまとめた表・ポスターで、ABC表、ABCチャート、アルファベットチャート、イングリッシュチャートなどとも呼ばれます。
大文字と小文字、そしてその文字から始まる単語とイラストが記載されていることが多く、パッと見てイメージがわくようになっています。
アルファベットチャートがあると、お子さんがアルファベットに自然と触れる機会が増えるようになり、興味をもつきっかけになったりします。
アルファベット表の活用法、選び方を紹介します。
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ココは外せない!アルファベット表の購入ポイント
最近はタッチすると音がでたり、防水だったり、いろんなチャートがありますね!
たくさんあって選ぶのに困ってしまいます。
私が思う、購入の際気を付けるポイントを紹介します!
1.カラフルである
2.英語記載になっている(カタカナではない)
3.大文字小文字両方が記載されている
4.子供がわかりやすい、身近なもののイラスト付き
5.サイズが大きめ
6.その他
1.カラフルである
子供さんが興味をもち、何度でも見たくなるよう、また認識しやすいようにカラフルなのは大事です。
2.英語記載である(カタカナではない)
最近は、カタカナも併記されている英語チャートがたくさんあります。
それはそれでわかりやすいのですが、どうしてもカタカナ読みに引っ張られちゃいます。
なので”A”という文字はこう読むんだ、と耳で聞いたまま覚えた方がいいと思います。
英語スクールだと、なるべく英語を使おうとしていることもあり、カタカナ表記のあるチャートは使いません。でも、カタカナがなくてもイラストがあることで、子供たちは理解できます!
3.大文字小文字両方が記載されている
セットで覚えたいので、両方記載されているものにしましょう
4.子供がわかりやすい、身近なもののイラスト付き
英語はわからないことが前提です。なのでそれを補ってくれるわかりやすいイラストがマストです。
5.サイズが大きめ
文字がバーン!と大きく記載されていて、少し離れても良くみえるものがいいです。
小さいと子どもの目に留まりません。。アルファベットチャートは、子供さんが日々英語になじむためにとっても役に立つので、目につく、っていうのも大切なんですよね。
無料でダウンロードできるアルファベットチャートもありますが、そのときは大きめに印刷する方がいいと思います。
6.さらにこんな表だとうれしい!
そのほかのおすすめポイントです。
フォニックス(アルファベット)ソングとリンクしているチャート
アルファベット表の中には、フォニックスソングとリンクしている表もあります。CDとセットのものもあります。
エービーシーディー♪と定番のABCソングではなく、A says a, a, appleとかA is for apple, a,a,apple
とかいうアブクドの歌とリンクしているアルファベット表がありますよ~
これだと、歌を覚えると同時にアルファベットを学習できるので、とってもおすすめです。
アルファベットチャートを使った簡単ゲームをご紹介
アルファベット表は壁や机の前に貼ったり、お風呂に貼ったりと、貼って使うこと多いです。でもアルファベットチャートは貼るだけではありません。
簡単なゲームもできるので、どんどん活用しましょう!
すごろくゲーム
アルファベットチャートをすごろくとして使います。
サイコロを振り、出た数だけマス目を進めます。止まったところのアルファベットや単語を読みましょう。
ポイントゲーム
お子さんが何人かいれば、ママがアルファベットを読み上げ、そのアルファベットを子どもがタッチ(ポイント)します。早い者勝ち。
ママとお子さんだけなら、アルファベットを紙に書いておいて裏返しておきます。
ひいたアルファベットを素早くタッチします。
ミッシングレター
カードやふせんなど、何かでアルファベットを隠します。
隠されたアルファベットは何か当てましょう!
マス全体を隠してもいいし、イラストは残してヒントに見せてもいいですね。
アルファベットマッチ
アルファベットの形をしたパズルやカードを、順番にチャートの上に置いていきます。
(私は100均で購入したお風呂用に貼るタイプのアルファベットパッド(?)を使っています)
タイムを計ったり、対戦ゲーム(半分ずつで競う)にすればドキドキです!
難しいアルファベット。bとd、g、p、qの区別の覚え方
英語圏でも、小さいお子さんにとって、”b”と”d”、”u”と”n”、”p”と”q”などややこしいそうです。
letter reversalsというそうです。
日本語も”ぬ”と”め”、”さ”と”ち”とか、子供にとって難しいですよね。そんな感じかな?
そんなややこしいアルファベットですが、英語圏で有名な覚え方があるようです。
- bed
- pig
をつかった、簡単な覚え方を紹介します。
bとdの覚え方
1.握りこぶしをつくります
まず、両手で握りこぶしをつくります。親指はだして、”good!”とするときみたいに。
ふたつ合わせます。
握りこぶしが、”b”と”d”のように見えます!
2.ベッドを思い浮かべます
ベッドを思い浮かべてください。ちょうどヘッドレスト、足元あたりが”b”と”d”に見えてきます。
3.あてはめよう!
さっきの握りこぶしとあてはめて考えてみましょう! これで、bとdの〇がどっちを向いているか覚えることができます。
g、pの覚え方
1.握りこぶしをつくり、下にひっくり返します
bedと同様に握りこぶしを作りますが、親指を下に向けます。
2.握りこぶしをpとgに見立てます
こんな感じ!
”pig”ができました。
qの覚え方
qは、数字の”9”に形がにています。なのでq(キュー)→”9”で覚えちゃいましょう!
または、さっきの”pig”で”p”を覚えましたので、pではない方が”q”と覚えてもいいですね。
絵本で学ぶアルファベット
AからZまでのアルファベットのページがあり、それぞれのアルファベットからはじまる動物の眠る姿がイラストに描かれています。
antelope, bison, cat/ chimpanzee・・・と始まり、zebraで終わります。
イラストがとっても美しいです。
そして、文章がとっても凝っています。
AーZのアルファベットが、動物の名前の頭文字だけでなく、そのアルファベットページの文章中の様々なところに登場します。
私が好きなのは、L のページです。声に出して読んでほしいです。
とってもリズミカルです!
As the light lap the leaves, lion lies down lounging low with lioness and the little ones.
Lの文章は長いですが、
YはYak yawns, と短いです。
いろんな動物が登場して、そして眠る姿が愛らしいです。全ページとっても素敵です。
すでにアルファベットが大体理解できているお子さんにおすすめです。
少し珍しいタイプのお話で、ABC・・・と順番にお話が進むのではなく、Zからはじまるお話です。
”Z”はアルファベットみんなで並ぶとき、いつも順番が最後なことにうんざりしていました。
Zも同じようにはじめにスタートしたいのです。ほかのアルファベットたちも納得して、終わりのZからスタートすることにしました。
でも真ん中あたりのP、Hたちが「反対から読んでも、真ん中でずっと待ってないといけないなんて!」と文句を言い始めます。
みんなそれぞれに不満があるようで、しっちゃかめっちゃかになってしまいます。。
すべてのアルファベットのイラストが生き生きしていて、楽しい絵本です!
アルファベットたちは、ちゃんと
”Z is for zebra”とアルファベットとイラストセットで登場します。
反対からスタートする作戦も、途中までうまくいっていたんですがけんかが始まります。順番がぐっちゃぐちゃになっていくんですが、それもコミカルです!
ABC。。。と一般的な順番ではなく、ランダムな順番になっているので、アルファベットがまだしっかりしていないと混乱するかもしれません。でも、すでに覚えているお子さんでしたら、そのバタバタぶりが面白いと思います!
A is for apple,
B is for ball
C is for cat
と始まり、普通のアルファベットの本かと思いきや、
D is for Moose
とアレ?!変なフレーズが出てきます。そして、
「Moose?!ちがうでしょ!!」というツッコミがあり、Mooseはほかのページに移動するのですが、もちろん追い出されます。
さて、ようやく待望の「M」のページに来たところ。。。
Mooseはヘラジカのこと。
Mooseがアルファベットの絵本のページにあちこち割って入る楽しい絵本です。
ほかのアルファベットのページで「今度は私の番?」と顔を出すのですが、「違う!」「まだだよ」と言われるMooseがコミカルでたのしいです。
アルファベットを通じてサイエンスも学んじゃおう!という欲張りな絵本です。
A~Zで始まる科学で関連する言葉がたくさん紹介されています。
ストーリーがある絵本ではなく、科学に関する単語が紹介されているタイプの絵本です。なので、対象年齢が幼児~3歳ではありますが、もっと上の年齢向けだと思います。
見開きのページで大きく”A is for Astronaut.”と書かれてあり宇宙飛行士の写真があります。下の方にはAstronautの説明がされています。
“An astronaut is a person trained to go into space.
Astronaut can have jobs such as operating a spacecraft, doing experiments ….”
結構詳しいですよね。
もちろんその次はBについての説明です。
“B is for Beaker”あり、ビーカーの写真があります。そして説明があります。
“A Beaker is a glass container. Scientists use beakers to measure, mix, and….”
科学に興味があるお子さんにおすすめです!
ほかにないタイプの絵本です。
角度によってアルファベットが違う何かに見えてくる、そんなことを絵本にしています。
Aの場合、
・横から見ると、”a bird’s peak”(鳥のくちばし)
・さかさにすると”a drippy ice-cream cone”(アイスクリームコーン)
・さらに横にすると “a point of wishing star” (お星さまのとがったところ)
に見えたりします。
Bの場合、
・横にすると、”a pair of goggles”(ゴーグル)
・逆さにすると “half a butterfly”(ちょうちょの半分)
・さらに横にすると”two windows in a castle tower”お城の二つの窓
・・・と続きます。
アルファベットの形を認識するのによさそうな絵本です!
さいごに
アルファベットチャートのご紹介をしました。日本語でも50音表があるのと同様、文字を目でいつも見ることで身近になります。
ABCソングを歌いながら、ぜひアルファベットチャートを活用してみてください。
本屋さんやネットサイトやショップ、語学系スクールのオリジナルなどなど、たーくさんあるので、お子さんの好みに合いそうなチャートを探してみてください!